ピンポン玉のようにきれいな丸の形をしたピンポンマム。近年は、寂し気になりがちなお墓へのお供えや仏花として使われている黄色いピンポンマムについてご紹介します。
黄色いピンポンマムの効果・効能 – 元気、和やかな雰囲気
ピンポンマムはとてもきれいな丸い形をしていて、名前を発するだけでも元気が出てくるようなお花ですね。黄色いピンポンマムは最もポピュラーで多くのお花屋さんで見かけます。
まるでリズミカルに弾むようなピンポンマムは、見た目の通り私たちの心を弾ませてくれる効果を持っています。見ているだけで体を動かしたくなったり、誰かと会いたくなるような元気でポジティブな感情を与えてくれるのです。黄色という色がまた明るさを与えてくれるので、一人でアクティブになるというよりは、友達と、家族と、仲間とワイワイしたくなるような、そんな植物です。
また、ピンポンマムは心の成長の手助けもしてくれます。
特に人間関係での心の成長に効果的。自分に必要な、本当の仲間を作ることの大切さや人とのつながりへの感謝に気づくきっかけを作ってくれます。
幼い時期は自分中心・自分優先でしか考えられなかったのが、心が成長すると自分よりも相手や仲間たちを大切にしたいという意識が芽生えてくるものです。
自分よりも相手を大切にするような態度や姿勢は心の成熟に繋がり、人は助け合って生きていくものと自然に思えるようになります。
そうすることで、生きていくうえで必要なパートナーや仲間とより良い関係を築け、充実した日々を過ごせるのではないでしょうか。
一人で休んだり心をリフレッシュすることもとても良いですが、気の知れた人たちと思いっきりはしゃいで楽しむのも良い気分転換です。ピンポンマムと一緒に、明るく楽しい時間を過ごしてみてくださいね。
黄色いピンポンマムが気になるとき – みんなと一緒に楽しみたいとき
もうピンポンマムがなぜわいわい楽しみたいときに気になるかは、お分かりですね。
気の知れた人たちと一緒に、思いっきり楽しみたい!という感情がどこかにあるとき黄色いピンポンマムが目に入ってきます。穏やかな場所でゆっくり休みたいときとは反対で、なんだか学生時代に戻ったように友達と過ごす想像をするだけでワクワクするのではないでしょうか。
家族親族やお友達とのホームパーティー等、大人数が集まるとき、ピンポンマムを飾るととても効果的です。場を和ませ、人の気持ちを弾ませてくれるので明るく賑やかなひと時にしてくれます。
ピンポンマムをプレゼントするとき
ピンポンマムはキク科ということもあり近年は墓花や仏花としてのアレンジが多いので、プレゼントとなるとなんだか縁起が悪いのでは・・・と思う方も多いかもしれませんが、気にすることではありません。
そもそも菊がお供えのお花になったのは、諸説ありますが一番の理由は花もちの良さ。日本の気候との相性が良くお花の中でも長持ちすることから菊が主流となりました。
一般的な菊ははちょっと気になるかもしれませんが、ピンポンマムは見た目も可愛らしく菊っぽさもあまりないのでプレゼントとして渡しても問題ありません。
実際に、結婚シーンでのアレンジでは白やピンクのピンポンマムが多く使われています。
黄色いピンポンマムは、大勢の中にいても一際目立っている集団の中心的な人に渡すのがおすすめです。いつも明るくムードメーカーな人にはぴったり。ピンポンマムは「元気」「明るさ」といったキーワードの中に、「一人一人の個性」というイメージワードを持っています。渡す人の個性を尊重して感謝の気持ちを込めて贈るといいですね。
サーモンピンク、薄いオレンジ、薄いピンクのカーネーションなどのお花と一緒にアレンジすることでピンポンマムの黄色が目立ち、「元気」と「個性」が同時に感じられると思います。
調和の意味での葉物も忘れずに。
ピンポンマムの特徴
ピンポンマムはその名の通り、ピンポン玉のようなマム(菊)という意味で名前が付けられました。キク科でオランダが原産地です。
スプレーマムと同じように洋菊で、花束やアレンジメントに多く使われていますが、近年は洋花の仏花が流行りだし、和菊やユリの中にピンポンマムを一緒に束ねてお墓参り用としても売られています。洋花だけど洋すぎないことから、和風アレンジにアクセントとして入れてもとても素敵です。
また、色合いは黄色・白・ピンク・赤・オレンジ等々と多様で、名前も見た目も可愛くガーデニングとして楽しむ方も増えてきています。
綺麗な丸の形とカラーバリエーションからどんなシーンにも合わせやすく花持ちが良いとても活躍できるお花です。今年の年末年始はピンポンマムを飾って家族団らんの時間を過ごしてみてください。
ピンポンマムの花言葉
真実、高貴、私を信じて、君を愛す
結婚式のブーケや式場アレンジに多く使われる理由がわかる気がしますね。